ソフトウェアパッケージ mapp Temperature は、あらかじめプログラムされた、マシンの温度上昇調整の新たな機能です。ソフトスタート機能を使ってマシン部品を均等に加熱し、発熱体の疲労を最小限に抑えます。
B&Rは、これまでも、マシンビジョン機能のパフォーマンスを飛躍的に向上させてきましたが、新しいモデルは、新たなクァッドコアプロセッサとJITコンパイラを搭載し、そのタスク処理スピードはこれまでの4倍速にまで進化しました。
B&RのX20コントローラと I/Oシステムは、DNV(GL船級協会)、KR(韓国船級協会)、 LR(ロイド船級協会)そしてABS(アメリカ船級協会)が発行する認証を受けました。これにより、海上でのB&R自動技術の使用域はこれまで以上に広がります。
B&RのACOPOS P3 サーボドライブの安全機能は、高い安全性を誇るHiperface DSLエンコーダを搭載したモーにも使用できるようになりました。これにより、安全なモーション・コントロールアプリケーションを導入する際、機械メーカーのモータの選択肢は大きく広がります。
B&Rは、モバイル機器での安全機能の実装をより簡単に、シンプルにしました。カギとなるのは、CANopen SafetyプロトコルのX90セイフティ・コントローラへの装備です。
B&Rのポートフォリオに、出力周波数に制限のないサーボドライブを搭載した新しいACOPOS P3が加わりました。新しいサーボドライブを使えば、多くのアプリケーション内で、モータスピードの回転速度は100,000rpm以上に達します。
Automation Runtime(B&Rのリアルタイムオペレーティング・システム)に、ストレージメディアの健全性を自動的に記録する機能が加わりました。これにより、将来起こりうる欠陥にも早い段階で気づき、未然に防ぐことができます。多くのデータロスとダウンタイムから生じる高いコストという負のスパイラルに陥る前に、ストレージメディアは交換することができます。
B&Rのモバイルオートメーションポートフォリオに、最高仕様のPCが加わりました。新型PCの処理能力とメモリ容量は従来品に比べ、大幅に向上しました。